Martin 000-28EC Custom Brazilian Rosewood
¥1,980,000-(税込)
000-28ECをベースにサイド&バックはBrazilian Rosewood(ハカランダ)を使用し、指板のシグネイチャーインレイを無くす事でシンプルに仕上げられた1998年製のカスタムモデルです。1992年の「MTVアンプラグド」によりアコースティックギターブームの火付け役となったエリッククラプトン氏の功績を称え、1995年に初のシグネイチャーモデルとなる「000-42EC」を発売し、1996年には今なお定番モデルとして生産される「000-28EC」を発売。続く2000年には000-42ECB(200本限定)~2002年に000-28ECB(500本限定)と言ったサイド&バックにBrazilian Rosewoodを使用したプレミアムな限定モデルが発売されますが、本器は各限定モデルが発売される以前にごく少数のみ製造されたカスタムモデルです。
シトカスプルースTop&Brazilian Rosewood(ハカランダ)Side/ Backのオーディトリアムボディに、ナット幅44.6mm(実測値)でVシェイプのマホガニーネック、ハカランダの突板が貼られたヘッドストックとクロームメッキのオープンバック/バタービーンノブ、エボニー指板、ロングサドルのエボニーブリッジ。
000-28ECを基本にしつつ、指板の最終フレットにはエリッククラプトンのサインインレイが入っておらず、後年に発売された000-28ECBはパールによるヘリンボーンのロゼッタが採用されておりましたが本器はヘリンボーンが採用されており、上質な素材を仕様しつつシンプル&クラシックなデザインが特長。
ボディバック上部の向かって左側に木目に沿った細いヘアラインクラックが入っており、ボディバック上部は経年によるバインディングの剥がれ/収縮が貼り直されている為ネックジョイント付近のバインディングに隙間が空いています。
その他、所々に塗装の凹みを伴うような米粒大の打痕や光でかざせば分かる程度の擦り傷が入っているものの、塗装の割れや剥がれを伴うような大きなダメージは無く、既に製造から四半世紀以上が経過している事を考えますと比較的綺麗な状態を保っています。
ネックはほぼストレートの丁度良い状態でトラスロッドの効きも良好、フレットも殆ど減っておらず、取り外しの出来ないヴィンテージスタイルのロングサドルですが弦高は適正かつサドルの高さも十分残っており、外観&演奏性共にコンディションは良好です。
エリッククラプトンモデルを元にしながら、サインインレイや特別なロゼッタを省く事で一見すればヴィンテージスタイルの000-28モデルながら、サイド&バックにBrazilian Rosewoodが使われた特別な仕様で、ドレッドノートやOMに比べてやや短い24.9インチスケールならではの柔らかいテンション感と各弦のバランスの良い音色が心地よく、コンディションの良いハカランダの000モデルをお探しの方や000-28ECBをお探しの方にオススメの一本です。
ブランド | Martin |
モデル | 000-28EC Custom Brazilian Rosewood |
製造年 | 1998年 |
コンディション | 通常仕様する用途において問題無し |
重量 | 1.95kg |
付属品 | 純正ハードケース・スペックシート |